メインメニュー → 蔵書点検・非常時貸出 → 貸出・返却処理
ＰＤＡやハンディターミナル、ノートパソコンと連携して、移動図書館やＰＣ端末の無い分室での貸出・返却や、緊急時の貸出・返却を行います。ハンディターミナルやバーコードスキャナからの出力方法は、「蔵書点検」の章を参照してください。
☞ 行う処理をクリックしてください〈画面１〉。最初から処理を行う場合は、１から順番に行ってください。PDAとその他の媒体で、流れが異なります。PDAからアップロードする場合は、「２ ファイルアップロード」の手順を行わず、PDA本体からアップロードしてください。
１ 初期化 ＣＡＲＩＮ上の貸出・返却データを初期化します
→「２ 初期化」のページへ
２ ファイルアップロード 一括処理するファイルをアップロードします。
→「３ ファイルアップロード」のページへ
３ 貸出・返却処理実行 ＰＤＡから送信した貸出・返却データを確認して、ＣＡＲＩＮに取り込みます。
→「４ ファイルアップロード」のステップへ
〈画面１ ＰＤＡ：貸出・返却処理 メニュー〉
■ ＰＤＡ操作 ■ ＣＡＲＩＮ上での操作
初期化は、前回ＰＤＡからアップロード（送信）した貸出・返却データが、新しいデータと重複するのを避けるために行います。
(１) 最後に行った貸出・返却時の情報が表示されます。
初期化〈画面２－①〉をクリックしてください。初期化の完了です。
〈画面２ 貸出・返却処理設定画面〉
！ PDAで貸出・返却時に資料を発見したい場合は
通常の貸出・返却では、誤配架や予約資料等は作業中に発見することができませんが、あらかじめＰＤＡに蔵書ＩＤを読み込むことで、作業中にマッチングした蔵書が読み込まれた時にメッセージを表示させることができます。
蔵書ＩＤの読み込みは、ＰＤＡの通信処理の画面で指定して行います〈画面４－①〉。
利用者データ（対象） 利用者データを、範囲を指定して取り込みます。
利用者データ（チェック） 延滞者や利用停止者など、貸し出す際に注意を要する利用者を取り込みます。
資料データ（チェック） 貸し出したくない資料などを取り込みます。
〈画面３ ＰＤＡ 通信処理〉
！ PDAで利用者データを取り込まない場合
利用者データを取り込まないと、貸出時に利用者の詳細が分かりません。その為、本来貸出し禁止の利用者にも貸出すこともあり得ます。
(１) アップロードの履歴と蔵書点検の状態（ステータス）が表示されます。
ファイルをアップロードする〈画面４－①〉をクリックしてください。
〈画面４ 蔵書点検アップロードファイル選択〉
(２) アップロードするファイルを選択する画面が開きます。
データベースサーバにあるファイルのみアップロードが可能です。
ファイルの入力フィールドに、ファイル名を絶対パスで入力してください〈画面５－①〉（サーバがＤＢサーバの場合のみ参照ボタン〈画面５－②〉から参照できます）。
端末ＩＤを入力して〈画面５－③〉、ファイル一覧に登録する〈画面５－④〉をクリックしてください。
※ ファイルは複数指定可能です。複数指定する場合は、２の処理をファイル数だけ繰り返してください。また、ファイルアップロード後も指定可能です。
※ 参照ボタンを押しても、デフォルトではクライアントＰＣのディレクトリが表示されます。データベースサーバの共有フォルダを指定するには、「\\10.201.21.55」というように、データベースサーバのアドレスを開いてください。
※ データベースサーバがＬｉｎｕｘの場合や、環境によっては共有フォルダを見ることができません。この場合、サーバ上で作業をすることをお勧めします。
〈画面５ 蔵書点検アップロード実行〉
(３) アップロード実行〈画面６－①〉をクリックしてください。
〈画面６ 蔵書点検アップロード実行〉
(４) アップロード件数と、エラー件数が表示されます。戻る〈画面７－①〉をクリックしてください。ファイルのアップロードの完了です。追加でファイルをアップロードする場合は、(３)の処理を繰り返してください。
〈画面７ 蔵書点検アップロード実行〉
