EJファイル取込

メインメニュー → 一括処理 → 業者データ取込

 

主に契約されている購読EJで、Web上からダウンロードするEJファイル(タイトルとURLのタブ区切りテキストファイル)の取込を行います。

 

1.EJファイル取込画面を開く

メニューから、EJファイル 取込〈画面1−@〉をクリックしてください。

 

〈画面1 業者データ取込メニュー〉

 

 

2.取込する業者と取込館を指定する

取り込むファイル(ダウンロード元)と取り込む館(所蔵館)を指定し、次へ〈画面2−@〉をクリックしてください。提供元〈画面2−A〉と所蔵館〈画面2−B〉は必須となります。

※ このファイルの種類(提供元)で、更新時のグループを作成します。

〈画面2 EJ外部データ取込〉



3.取込ファイルを指定する

Web上からダウンロードしたtxt形式(タブ区切り)のファイルを指定します。

 

新規取込    

新規にEJデータを、ファイルから取り込みます。
参照〈画面3−@〉をクリックして、ファイルを指定し、ファイル取込 次へ〈画面3−A〉をクリックしてください。
※ 取り込む対象のファイルは、サーバー上に置いて下さい。

取込済データ  

既に取込んだデータに対して、引き続き作業をしたり、後処理をします。
覧の取込データIDのリンク〈画面3−B〉をクリックすると、取込データの一覧画面が表示されます。〈画面4〉

取込済データ削除

既に取込んだデータログを削除する場合は、削除〈画面3−C〉をクリックしてください。

 

〈画面3 EJ外部データ取込〉

 

〈画面4 EJ外部データ取込〉


4.取込み結果

☞ 取込みファイルが正しければ、データ同定処理 次へ〈画面5−@〉をクリックしてください。

 

〈画面5 EJ外部データ取込〉

 

 

5.同定結果を確認する

同定した結果を表示します。確認後、データ登録 次へ〈画面6−@〉をクリックしてください。なお、同定方法のキーは MARC・同定判定ロジック”で設定できます。設定がない場合は、「タイトル」「ISSN」となります。

 

新規登録

新規にEJデータを作成します。

更新

以前取込んだ事のある場合は、所蔵データを更新(上書き)します。
既に書誌がある場合は、所蔵データを新規作成します。

削除

以前取込んだ事があるのに、今回の取込ファイルに該当するデータがない場合、OPAC非表示区分を立てます。これにより、利用者向けOPACには表示されなくなります。データを削除するのは、通常の削除処理で行ってください。

 

〈画面6 EJ外部データ取込〉


6.データ登録ジョブの実行を確認する

バッチ処理でデータを登録します。正常に実行されると、下記のような画面が表示されます。実行状況は、取込ファイル選択〈画面7−@〉で確認してください。

〈画面7 EJ外部データ取込〉

 

※ ジョブ(バックグラウンド処理)実行中は、下記のような表示〈画面8−@, A〉となり、他の処理ができません。

☞ 画面上の更新〈画面8−B〉で、現在の状況へ更新します。

☞ もし他で処理を行っていない場合(異常な状態)、強制終了〈画面8−C〉をクリックして排他制御を解除してください。なお、この場合には、おかしい点がないかを確認してください。

〈画面8 EJ外部データ取込〉


7 データ取込ロジック設定

ファイルから取込んだデータを、CARINデータへ変換する際のロジックを設定します。

設定する対象には、「書誌データ(MARC判定ロジック設定・書誌データ変換ロジック設定[各MARC])」「継続マスタデータ」「所蔵データ」〈画面9−@〉があり、各データの変換ロジックを登録してください。

この変換ロジックがない場合〈画面10−@〉、ファイルから取込んだデータをCARINデータへ変換することはできません。特に、CARINデータの必須項目は必ず設定する必要があります。

 

〈画面9 EJ外部データ取込〉

 

〈画面10 EJ外部データ取込〉

 


例)書誌データ変換ロジック設定

CARINデータ項目〈画面11−@〉に、変換ロジックを設定します。設定したら、登録〈画面11−A〉あるいは新規登録をクリックしてください。削除したい場合には、削除〈画面11−B〉をクリックしてください。但し、削除した場合には変換ロジックがなくなり、データを取込むことができません。

 

〈画面11 EJ外部データ取込 NC-MARC書誌データ変換ロジック設定〉

 


8 データ変換ロジックについて

各アグリゲーターが提供するEJファイルは、フォーマットが統一されている訳ではありません。そのため、アグリゲーター・出版社ごとのフォーマットを、あらかじめ設定しておく必要があります。その設定が変換ロジックであり、EJファイルを取り込むには、必ず設定する必要があります。

 

8−T MARC・同定 判定ロジック

取り込むMARC形式と同定方法を設定します。

MARC判定ロジック MARC NC US JP AVの欄〈画面12−@〉に、NC, US, JP, AVのいずれかを入力してください。

同定判定ロジック〈画面12−A〉に、同定処理をする際に判断キーとなるロジックを設定します。設定する変数名は、書誌データ変換ロジックにあるのを使用してください。

また、同定判定方法〈画面12−A〉は、同定判定ロジックで設定したキーが複数ある場合に、設定したキーの項目間で 1AND(全ての項目で一致) , 2.OR(どれか一つの項目で一致) のいずれかを入力してください。

同定判定関連の設定をしない場合は、「タイトル」と「ISSN」での「1:AND(全項目一致)」の条件で同定処理を行います。

 

例:MARC判定ロジック・・・NCと設定すると、EJファイルの全てのタイトルをNC-MARCで取り込みます。

  同定判定ロジック・・・$lb(“TI”,”ISSN”) と設定すると、同定時に「タイトル」と「ISSN」で同定します。

〈画面12 EJ外部データ取込 MARC・同定判定ロジック設定〉

 


8−U 書誌データ,継続マスタデータ,所蔵データ変換ロジック

ここで設定した継続マスタのロジックは、EJファイルから取り込む、全てのタイトルに反映されます。したがってここで設定する項目は、ファイル内の全タイトルに共通のものとしてください。

例:和書のファイルを取り込む → 和洋区分を2に設定(画面13参照)。

数字はテーブルの区分です。N(x)xは取り込みファイルの列です。式には必ず=を頭に付けてください。

※ 必須項目は背景の色が濃いフィールドです。必ず設定してください。

 

〈画面13 EJ外部データ取込 変換ロジック設定〉

 


 式を用いたロジック設定方法

 

演算子と関数の定義はM言語に従います(参考:下記URL)。
http://www.shimane-med.ac.jp/VHOSP/M/intro.html

式を用いたロジックの設定には、必ず頭に「=」を付けてください。以下に主な演算子・関数・APIを記します。

 

※ 以下 N(1)="1" とする

〈画面14 EJ外部データ取込 ロジック設定〉