書誌詳細編集

メインメニュー → 資料収集 →書誌詳細編集

 

書誌データの新規作成、修正、削除を行います。

詳細版では、全てのMARCのタグを編集できます。またNIIやZ39.50から書誌情報を取り込むことができます。書誌データはタグをひとつずつ追加するか、一括編集画面で編集します。

 

1.書誌を新規作成する

☞ MARCを選択して〈画面1−@〉、新規作成〈画面1−A〉をクリックしてください。

 

〈画面1 書誌データ管理 新規登録・書誌データ選択〉

 

 

2.区分を入力する

☞ 書誌階層区分が単行資料なら単行にチェックされているか、継続資料なら継続マスターにチェックされているか確認してください〈画面2−@〉。

資料区分1・言語区分にチェックをしてください〈画面2−A〉。

〈画面2 書誌データ管理 書誌データ登録〉


   分かち機能のON/OFF

分かち機能をONOFFすることにより、和書・洋書など資料の種類に応じた入力方法を選択できます。これらの設定はスタッフごとに保存が可能です。

 

☞ 書誌データ登録画面では、詳細編集画面全体の分かちの作成の有無を設定します。

「オプション表示」〈画面3−@〉をクリックすると、オプションウィンドウが表示されます。

分かち関連オプションの中身については以下を参照してください。

 

         ↓

 

〈画面3 書誌データ管理 書誌データ登録〉

 

一括分かち

 全てのタグの分かちを、一括で作成します。

分かち関連一括削除

 全てのタグの「表示用」、「分かち書き」、「カナ読み」、「ローマ字読み」、「その他読み」を一括で削除します。

分かちを自動で作成する/しない

 サブフィールド一括編集画面、一括編集画面で分かちを自動で作成するか選びます。

表示(d) カナ読み(k) ローマ字読み(r) 分かち書き(w)データを常に表示する/表示データ のクリックで下画面に表示する

 画面に「分かち書き」、「カナ読み」、「ローマ字読み」を表示するか設定します。

 

 

 


-A.タグをひとつずつ追加して編集する

編集するMARCのタグをひとつずつ追加して編集します。タグが複数ある場合はリピータブルになります。

 

() プルダウンメニュー〈画面4−@〉から、入力するタグを選び、フィールド追加〈画面4−A〉をクリックしてください。

〈画面4 書誌データ管理 書誌データ登録〉

 

 

() 書誌情報を、デリミッター(分割文字)の間に記入してください(画面5参考)。デリミッターは指定できます〈画面5−@〉

※ 書誌情報チェック〈画面5−A〉をクリックすると、入力形式がチェックされ、文法の正しくない入力は削除されます。書誌情報削除〈画面5−B〉をクリックすると、各タグの見出しが削除されます。分かちを作成するかしないかは、最初の画面のオプションで設定します〈画面5−C〉

 

〈画面5 書誌データ管理 サブフィールド一括編集〉

 

 

() 編集OK〈画面6−@〉を押してください。タグの編集の完了です。

 

〈画面6 書誌データ管理 サブフィールド一括編集〉

 


 

-B.一括編集で編集する

一括編集では、定められたフォーマットに従って、

 

() 一括編集〈画面7−@〉をクリックしてください。

〈画面7 書誌データ管理 書誌データ登録〉

 

 

() 書誌情報を記入して、編集OK〈画面8−@〉をクリックしてください。

一括編集では、デリミッター(区切り文字)の間に書誌情報を記入します〈画面8−@〉

 

〈画面8 書誌データ管理 一括編集〉

 

 

() 書誌情報を記入して、編集OK〈画面9−@〉をクリックしてください。

入力クリア〈画面9−A〉をクリックすると、書誌情報がクリアされます(編集OKをしなければ登録されません)。

分かちを作成するかしないかは、最初の画面のオプションで設定します(!参照)。

 

〈画面9 書誌データ管理 一括編集〉


   一括編集オプション

オプションを駆使することで、より便利に一括編集機能を使えます。

 

☞ オプション表示〈画面10−@〉をクリックしてください。オプションが表示されます。各機能の詳細は、以下を参照してください。

        ↓

〈画面10 書誌データ管理 一括編集〉

 

書誌情報チェック

 入力中の書誌情報のフォーマットが正しいかチェックします。フォーマットが異常な場合、次のようにエラーメッセージが表示されます。

 

書誌情報削除

 タグの定義の見出しを削除します。

     ↓

 

標準埋め込み

 CARIN標準のタグが表示されます。

 

標準表示順

 タグの並び順をCARIN標準に合わせます。未入力のタグは削除されます。

 

デリミッター  に変更

 デリミッター(分割文字)を変更します。

 


   一括編集の便利な使い方

一括編集はテキスト形式で編集しますので、CARIN以外のアプリケーションも活用できます。

 

          

 

この特性を駆使すれば、次のようなことができます。

・長時間の編集

 →ネットワークのセッション切れによる入力情報の損失を防ぎます。

・CARINが起動していない時に書誌を編集

・コピー&ペーストで書誌を複製

 →全てを選択してコピー&ペーストすれば、同じ内容の書誌を作成できます。

・他アプリケーションの活用

 このフォーマットに変換できさえすればExcelなどのアプリケーションの活用も可能です。


   NIIの登録/所蔵チェック

編集中の書誌がNIIに登録されているか(書誌登録)チェック・登録します。各機能は以下を参照してください。

 

〈画面11 書誌データ管理 書誌データ登録〉

 

書誌レコードIDISBN、タイトル、タイトル/著者||出版者から詳細表示

NII総合目録データベースを各キーワードで検索し、書誌情報を見ることができます〈画面10−@〉。この画面から書誌の上書き取り込みをできます。

〈画面12 書誌データ管理 総合目録データベース 書誌重複チェック検索 補助画面〉

 

 

新規登録

NIIに登録されていない場合(レコードIDが振られていない)、書誌登録できます。

 

更新登録

NIIに書誌を更新登録します。

 

削除予定登録

NIIに書誌を削除予定登録します。


4.確認・修正する

入力済みデータを確認します。タグごとに修正できます。まとめて修正するときは、一括編集を使用してください。

 

() 修正する項目の“$〜”〈画面13−@〉をクリックしてください。

※ MARCのタグ〈画面13−A〉をクリックすると、サブフィールド(タグ)編集入力と同じ形式で、編集できます。

〈画面13 書誌データ管理 書誌データ登録〉

 

() データを修正して〈画面14−@〉、編集OK〈画面14−A〉をクリックしてください。

分かちを作成するかしないかは、最初の画面のオプションで設定します(!参照)。

〈画面14 書誌データ管理 サブフィールド編集〉

 

 

   分かちの確認

タグのデータ部をクリックすると、画面下部のフレームに分かち・ローマ字・読みが表示されます。

 

〈画面15 書誌データ管理 書誌データ登録〉

 

オプションの表示(d) カナ読み(k) ローマ字読み(r) 分かち書き(w)データを「常に表示する」に設定すると、次のように表示されます。

 

〈画面16 書誌データ管理 書誌データ登録〉

 

5.登録する

☞ 登録〈画面17−@〉をクリックしてください。書誌データの入力完了です。

継続資料の場合、引き続き継続マスタを編集します。

〈画面17 書誌データ管理 書誌データ登録〉

 

 

   書誌の削除の手順

単行書誌または継続書誌を削除する場合、手順が異なります。

 

単行書誌            継続書誌                削除を行うメニュー    

蔵書データ(資料)       蔵書データ(資料)           マスタ管理 蔵書データ管理

   ↓               ↓               

   ↓            巻号データ               資料収集 継続検収〜配架

   ↓               ↓     

発注データ           発注データ               マスタ管理 発注データ管理

   ↓               ↓     

   ↓            所蔵データ               資料収集 継続検収〜配架

   ↓               ↓     

   ↓            マスタデータ              資料収集 継続マスタ

   ↓               ↓     

書誌データ           書誌データ               マスタ管理 書誌データ管理