検索条件式
キーワード検索での検索条件式の入力方法について説明します。キーワード検索の詳細は「検索」のページを参照してください。
検索語に、AND (かつ), OR(または), NOT(引く)が使用できます。
検索語 n
↑すべての項目のキーワードに、日本で始まり、かつ、東京で始まるものを検索します(積集合)。
検索語 n
↑すべての項目のキーワードに、東京 か 大阪で始まるものを検索します(和集合)。
検索語 n
↑タイトルで、日本で始まるものから、大阪で始まるものを 除(引)いた ものを検索します(差集合)。検索語と AND、OR、NOTとの間は、1文字以上のスペース(全角も可)で空けて下さい。
全角/半角、英大小文字のいずれのキーボード状態でも、演算子 AND、OR、NOT 入力がそのままの入力可能なように、半角(and、or、not)、またはそれらの全角(AND、OR、NOT、and,or,not)でも指定可能です。
2 単項NOT演算(否定集合)
検索語 n
↑タイトルキーワードで、大阪で始まるものを 除(引)いた ものを検索します。
この例のように、NOTの左辺を指定しない場合(単項NOT演算)は、全体集合から引いたものを検索します(否定集合)。
演算子AND、OR、NOT を組み合わせて検索が可能です。( ) で優先順位の指定が可能です。
検索語 n
↑日本を含むものか、世界を含むものから、世界史 と歴史を共に含むものを引いたものを検索します。
検索語 n
↑否定集合を他の演算子と組み合わせる場合 (NOT 日本史) のように (NOT ...) で ( ) で囲って指定して下さい。
上記例の検索式は、否定集合(単項NOT)を使わずに、差集合(2項NOT演算)を使った、(日本 OR
世界) NOT 日本史 NOT 世界 と同じ条件となります。
( ) で演算子AND、OR、NOTの優先順位を指示しない場合、優先順位は以下の順です。
1.単項NOT(否定集合)
2.AND(積集合)
3.OR(和集合)、 NOT(差集合) OR、NOTは同じ優先順位で左から優先
日本 OR 世界 NOT 日本史 = ((日本 OR 世界) NOT 日本史)
例えば、日本 OR 世界 NOT 世界史 AND 歴史 は ((日本 OR 世界) NOT (世界史 AND 歴史)) と同じです。
ANDを乗算(*)、ORを足し算(+)、NOTを引き算(-)と考えると、上記優先順位は、通常の四則演算と同じです。
(-1+2-3*4)=(((-1)+2)-(3*4))=(((NOT 1) OR 2) NOT (3 AND 4))
※ 記号 * + - は AND、OR、NOT 扱いになります。
AND 演算子を省略し、1文字以上のスペースか全角スペースで分けて検索語を入力すると AND で検索します。
検索語 n
↑日本 AND 東京 と同じ条件になります。
AND、OR、NOT の代わりに、*、+、- 等々(とその全角文字)を使うことも可能です。
検索語 n
↑源氏物語 OR 平家物語 と同じ条件になります。
検索語 n
↑日本 OR (世界 NOT (世界史 AND 歴史)) と同じ条件になります。
検索語と *、+、- との間は、読みやすさのために複数のスペース(全角も可)で空けても、また、空けなくてもかまいません。
検索語の検索対象とするアイテムは、
のプルダウンメニューから選んで下さい。
検索対象アイテムとして、ログイン後、検索した検索結果集合(検索履歴)や、
名前を付けて検索条件結果として保存した結果集合(保存検索結果名)、
公開されているテーマのピックアップ集合(公開テーマ) も、指定できます。
これらの保存集合と他の検索条件との AND、OR、NOT演算も可能です。例えば、
検索語 1
検索語 2 AND OR NOT(-
引く)
は、源氏物語の検索で、以前検索保存した時点から、増えた分(差分)を検索します。
複数の検索対象アイテムに条件指定をする場合、その項目間の、AND、OR、NOT 条件は、検索語間の、AND、OR、NOT チェックで指定して下さい。
検索語 1
検索語 2 AND OR NOT(- 引く)
↑タイトルキーワードに源氏物語で始まるもので、出版社が丸善のものを検索します。
検索語(全文検索を除く)で、キーワードの 前方一致、後方一致、前後方一致、完全一致 指定が可能です。
部分一致指定の場合、% または ... (その全角。。。)を任意文字列指定として使用します。
検索語で、任意文字列指定(% または、...) を入力しなくても、前方一致 検索を行います。
↑タイトルキーワードで、源氏で始まる(前方一致の)ものを検索します。したがって、 % と ... は後方一致、前後方一致検索に使用して下さい。
後方一致 例
↑源氏で始まるが、何とか物語のものは除く。
前後方一致 例
↑日本何とか会社のものを検索する。
完全一致指定は、\(とその全角¥)をキーワードの後ろに指定します。
完全一致 例
↑キーワードが日本会社のものを検索する。
全文検索は入力したキーワードを書誌項目に含むものを検索します。通常のキーワード検索は既に切り出されたキーワードに対しての検索ですが、全文検索は、文章全てを頭からなぞって検索します。キーワードで不明またはあいまいな場合や、多国語など、キーワードが切り出されていない場合などに有効です。
全文検索 例
↑タイトルに楽しいが含まれるものを検索します。
全文検索文字列での部分一致検索が可能です。0以上の任意文字列は、%、任意1文字は ? (とそれぞれの全角)で指定しまう。%、任意1文字は ? は複数回使用可能です。
全文検索 例
↑タイトルに山何とか(最低1文字)全集を含むものを検索します。
全文検索 例
↑タイトルにinfo何とかretを含むものを検索します。
全文検索文字列にスペースやAND、OR、NOT、*、¥などの演算子を含む場合は、引用符 " で文字列を囲んで下さい。引用符 " で囲んだ中の % 、? も部分一致検索記号として扱います。
タイトル全文検索
↑タイトルにinfo何とかスペースtechを含むみ、かつ、networkを含むものを検索します。
検索アイテム間の論理演算では、複数の検索アイテムに対する検索条件の指定の仕方を説明しました(それぞれの検索語アイテム毎に条件を指定する)。条件指定の効率化を図るため、1入力行で、同等な複数検索アイテムの条件入力ができる方法を提供します。
選択されている検索アイテムの値にかかわらず、条件入力部で、検索アイテムコード(AL:すべての項目、TI:タイトル、PB:出版社など)=値 と指定すると、= の左辺の検索アイテムコードに対する条件と解釈します。
例えば、
検索語 1
は検索アイテムとして、すべての項目が選ばれているが、条件入力部でTI=の指定があるため、。。。物語は、タイトルに対する条件とみなされます。同様に、PB=丸善 で出版社が丸善 と解釈されます。
=(全角=も可)で、検索アイテムを指定しない場合、検索アイテムプルダウンリストで選択されたものが条件対象アイテムとなります。
検索語 1
↑すべての項目のキーワードで日本で始まり、かつ、出版社丸善のものを検索します。
検索実行を行うと、検索結果一覧表示の上部に
<ヒット件数>件 結果集合番号 [<履歴番号>] 検索式 <評価検索式>
のフォーマットで、ヒット件数と、検索結果履歴番号、検索式が表示されます。ここで検索式は、検索条件を評価し、演算子をAND、OR、NOT に統一、検索アイテムコード= と、演算優先順位を明確にするため ( ) を付加した標準評価式で表示されます。
例えば、
検索語 1
を検索実行した場合...件 結果集合番号 [..] 検索式 ((AL=日本 OR AL=世界) NOT (AL=世界史 AND AL=歴史))
のように表示されます。この検索式をそのままカットし、複数検索アイテムの一括条件指定を利用して、検索条件入力部にペーストして、適宜、編集し検索再実行が可能です。
検索語 1
キーワードをダブルクオテーション" ……." で囲むことによりフレーズを検索できます。フレーズとは、まとまった一続きの言葉のことです。成句にスペースなどを含む場合、スペースをANDと認識されないようにするために、フレーズ検索を使用します。